
05年03月08日(火)

今世紀最大の部屋の掃除をしました。部屋にあるいらないものを捨てて捨てて捨てて捨てて捨てまくりました。
本棚を整理したら、学生の頃に購入した前衛演劇の書籍が山ほどでてきました。今となっては自分でも信じられませんが、その昔のぼくは前衛芸術というものに強く魅かれていたのです。うーん、未来派に関する本以外はぜんぶ古本屋さんに売ってしまおう。過去の自分と決別だ。
夜、部屋があまりにも片付き過ぎたせいか、珍しく眠れません。眠れない時は眠らないに限ります。電気をつけて、シス・ハストヴェットの『目かくし』を読みました。真夜中に音楽をかけずに本を読んでいると、その静けさが下手なBGMよりもずっと気持ちを高揚させます。久しぶりに明け方まで読書。ふと本棚を見たら、心なしか寂しそうに見えて、どきっとしました。