
03年07月22日(火)
なんか全然休んだ気がしない。
昨日、戌井さんやへじさんの話を聞いて読みたくなった『たのしいムーミン一家』と『ムーミン谷の彗星
』を読む。この二冊は何年か前に一度読んでいるのだけど、何度読んでもおもしろい。アニメのムーミン谷とは異なる、どこかとぼけたムーミン谷の生活。思わず声を出して笑ってしまう。ムーミン谷の住人の生活のユーモアには、赤塚不二雄の『天才バカボン(初期)』に通じるものがある(とか書くと怒られるかしら)。けれども、ムーミンには『天才バカボン』にはない魅力がある。それはスナフキンの存在であり、ムーミンもス二フもミイもニョロニョロもスノークもヘムレンさんも『天才バカボン』に登場するけれど、スナフキンだけは登場しない。あらしの中に鐘の音に耳を傾けて、世界をまわり歩いたときのことを思い出しながら、「もうじき、ぼくはまた旅にでるんだ」と心の中で思うようなスナフキンは登場しない。
ちなみに『天才バカボン』は大好きです。特にバカボンがあまり出てこなくなった後期は最高。
夜、横になってムーミンを読んでいたところ、突然にお酒のお誘い。迷うことなく家を出る。楽しかったです、ごちそうさまでした。