
02年06月09日(日)
人の行動や言動に対して、あーだのこーだの文句を言っている暇があったら、自分の品性を磨くことにその時間を費やしなさいと、常日頃から自らに言い聞かせてはいるのですが、そこがやはりぼくの未熟なところでして、なかなか思惑通りにはいかないものです。
我を忘れて個を有する
ということがぼくにとっては理想の在り方なのですが、言葉にすれば簡単なことでも、実行するには困難を伴います。
夏目漱石は晩年に則天去私の境地に達したと言います。
しかし、天に則して私を去るというのは、ぼくの望むところではなく、むしろ言うなれば非則天去私、天に則さず私を去る、個を有しつつ我を去る、というのがぼくの達すべき、臨むべき境地なのです。
我を忘れて個を有する
ということがぼくにとっては理想の在り方なのですが、言葉にすれば簡単なことでも、実行するには困難を伴います。
夏目漱石は晩年に則天去私の境地に達したと言います。
しかし、天に則して私を去るというのは、ぼくの望むところではなく、むしろ言うなれば非則天去私、天に則さず私を去る、個を有しつつ我を去る、というのがぼくの達すべき、臨むべき境地なのです。