
02年04月09日(火)
白州正子の自伝を読む。
この方、自伝の中で、自分のことを成り上がり家系の礼儀を知らないやんちゃ娘だった、というようなことを何度も書いているのですが、思いっきり華族の家系だし、天皇家とも懇意な関係だし、あの時代に14歳でアメリカに留学したりと、こちらからみると相当にお嬢様でして、僕はこの方の骨董に関する審美眼はとても信頼しているし、エッセイなんかも大好きなのですが、自伝だけを読むとなんだか西遊記を読んでいるのと同じくらいに別の世界の物語に感じてしまいました。
そういう意味ではとても面白かったけど。
読んでいる間中、ずっと頭を離れなかったのは、中島君がいまだにしょっちゅう野ぐそをしているということで、昔インドを旅行したときに、インドの方々があちこちで野ぐそをしているのを見ましたが、ここはインドではなくて東京でして、しかも詳しく聞くと、彼は環七沿いで渋滞の時とかによく野ぐそをするということでして、なかなか素敵だなと思いました。
この方、自伝の中で、自分のことを成り上がり家系の礼儀を知らないやんちゃ娘だった、というようなことを何度も書いているのですが、思いっきり華族の家系だし、天皇家とも懇意な関係だし、あの時代に14歳でアメリカに留学したりと、こちらからみると相当にお嬢様でして、僕はこの方の骨董に関する審美眼はとても信頼しているし、エッセイなんかも大好きなのですが、自伝だけを読むとなんだか西遊記を読んでいるのと同じくらいに別の世界の物語に感じてしまいました。
そういう意味ではとても面白かったけど。
読んでいる間中、ずっと頭を離れなかったのは、中島君がいまだにしょっちゅう野ぐそをしているということで、昔インドを旅行したときに、インドの方々があちこちで野ぐそをしているのを見ましたが、ここはインドではなくて東京でして、しかも詳しく聞くと、彼は環七沿いで渋滞の時とかによく野ぐそをするということでして、なかなか素敵だなと思いました。