
03年09月28日(日)
とんでもなく天気の良い朝。この天気、来週の登山の日まで取っておいて欲しかった。来週も晴れますように。
アンナ・パキン主演の映画『ダークネス』を観ました。アメリカからスペインへ越してきた家族が、新しい家に宿る「暗やみ(ダークネス)」に襲われるというホラー映画。「40年に一度の皆既月食。7人の子供の失踪事件。円形の家。すべてが闇に包まれるとき、記憶を失った少年の40年の空白が、息を始める・・・」。ジャウマ・パラゲロ監督がこの映画に先立って撮った、二分間の宣伝用のプロモーション・ビデオは素晴らしく恰好良くて怖いのに、肝心の本編はその怖さが半減していて、それは多分、恐怖を意味付けしようとして用意した要素(ウロボロス信仰など)が、蛇足的な役割しか果たしていないせいではないかしら。ホラー映画のストーリーに余計な根拠なんかいりません。この映画も、「暗やみの恐ろしさ」だけを追及して欲しかったなあ。でも、アンナ・パキンは大好き。