
03年12月07日(日)

久しぶりに内倉君に会ったら、完全にM字はげになっていて、でこが光ってました。という夢をみました。
T.R.ピアソンの初めてのの翻訳『甘美なる来世へ』を購入しました。ずっと以前に「Esquire」でこの人のインタビューを読んで以来、楽しみにしていたのでめちゃ嬉しい。ページを開くと、始まりからいい感じ。「それは私たちが禿のジーターを失くした夏だったが禿のジーターはジーターといってももはや大半ジーターではなく大半スロックモートンにたぶんなっているというか少なくとも大半スロックモートンになっているとたぶん思われていてそう思われることが大半ジーターだと思われることより相当の向上ということになるのはジーターには対した人間がいたためしがないのに比べてスロックモートンたちはかつてはひとかどの人間だったからであるがただしそれも金がなくなり威信も消えてしまう前の話であって今となっては空威張りと汚名と漠たるスロックモートン的風格が残るばかりでありそんなものは全部合わせたところでおよそ騒ぎ立てるほどの遺産ではないのであるがそれでも空威張りにせようんぬんかんぬんうんぬん」。この種の文章は、一度はまるとたまらないのです。読むのが楽しみい。