映画『クイール』を観ました。オープニングですでに号泣。劇中の椎名桔平の「お前さん、普通の犬だけど、最高に普通の犬だよ」という台詞からもわかるとおり、ごくごく普通の盲導犬の、最高に普通の物語。下手に感動的でないところが余計と泣けました。それにしても、いい歳こいたおっさんが、始まると同時にわんわんと泣きながら『クイール』を観ている姿は、はた目から見たらたいそう薄気味悪かったことでしょう。恐縮でございます。
主催の戌井昭人がこれまで発表してきた作品が単行本で出版されました。