04年04月24日(土)

 先日購入した『American Book Jam』の最新号で紹介されていた、Henry Hillの『The Wiseguy Cookbook』がとても面白そう。著者であるヘンリー・ヒルは、映画『グッドフェローズ』の主人公のモデルであり、映画で描かれてたとおり、マフィアから身を守るために証人保護プログラムで保護されて生活をしているわけですが、そんな彼が逃亡生活の制限された環境の中で限られた食材を使っていかにうまいものを作ってきたか、そのレシピが紹介されているそうです。『グッドフェローズ』の中でも、刑務所で肉を焼くシーンとか、めちゃくちゃうまそうでしたよね。うー、買っちゃおう。

 それから、ポール・オースターのインタビュー記事も面白かった。

ウッド(インタビュアー):ノートブックのことについて話していただけますか。『City of Glass』では主人公のクィンは観察記録をノートブックに書き込みます。『In the Country of Last Things』ではナレーターのアンナ・ブルームが青いノートブックに手紙を書きます。『Mr.Vertigo』のウォルトは学生用のノートブック十三冊に自伝を記し、『Timbuktu』のウィリー・G・クリスマスは死ぬ前に自分のすべての作品が詰まった七四冊のノートブックを高校の英語の先生に渡します。『The Book of Illusions』それに『Oracle Night』にもノートブックが出てきます。そして、本当にあった話を集めたあなたの本のタイトルが『The Red Notebook』。ノートブックになにかひっかかりがあるのでしょうか。

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大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

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