
04年07月14日(水)

眼を覚ますと、ラジオからBill Withersのlovely dayが流れている。朝にlovely dayを聴くと、その日は良いことが起こるというジンクスがぼくにはあるので、嬉しい気持になる。
久しぶりに書店を徘徊。『アメリカ新進作家傑作選2003』を購入。収録されている作家のほとんどが知らない名前だけれど、編者はジョイス・キャロル・オーツだし、なによりもアメリカ文学の短篇のアンソロジーは、大抵の場合(ぼくにとって)外れが少ない。新人の作家の短篇集は、微妙なものが少なくないことも確かだけれど、その微妙な感じも面白い。
『孤独のグルメ』の感動をもう一度味わいたく、谷口ジロー著『犬を飼う
』を購入。十四年間を一緒に暮らしてきた愛犬の、最期の八ヶ月を描いた漫画。帰りにカフェに立ち寄って読んだら、涙が止まらなくて困った。
夜、横臥して今日購入した『アメリカ新進作家・・・』の最初の数篇を読む。作者はほとんどがぼくと同世代なのだと思うけれど、どれも悪くない。オーツの序文を読んでいたら、彼女の短篇が読みたくなってきた。来週にでも図書館に行って、彼女の短篇集をあさろうかな、と思う。