
03年06月24日(火)
朝、ラジオを聴いていたら、97才でアメリカの高校を卒業したおばあちゃんのインタビューが流れていた。黒人の子供として生まれ、オクラホマで小作農民となり、レイシズムに脅かされてカルフォルニアに移住、十八人の母親となったこのおばあちゃん。1905年生まれの彼女は、二十世紀という時代を通して生きてきたことになるわけだけど、彼女が生きた二十世紀と、これから歴史として語り継がれる二十世紀の間には、どれほどの隔たりがあるのだろうか。ぼくが読み、聞き、観て知る二十世紀と、彼女が経てきた二十世紀は、どこまでが同じ歴史として可能なのだろうか。
八月の公演のちらしをぼちぼちと作り始める。とてもかわいいと思うのだけど、鉄割共は全員無反応。非常にやり甲斐がある。