
03年08月04日(月)
とうとう八月になっちまいました。今月も、気合いを入れて精進しましょう。
Amazonに注文しておいた『American Cultural Studies』が届いた。この本の翻訳『アメリカン・カルチュラル・スタディーズ
』は持っているのだけど、これは抄訳なので後半のいくつかの章が抜けている。その抜けている章も読んでみたいので、ちょっと高いけれど購入することにした。ちなみに抜けているのは以下の三章。
6. The American city: 'the old knot of contrariety'
7.Gendar and Sexuality: 'to break the old circuits'(増補版には収録)
8. Representing youth: 'outside the sunken nursery'
10. Technology and media cultures: 'the uncertain trajectory'
多分、読むのに丸二三日かかるんだろうなあ。はああ。
一緒に頼んでおいた武田百合子『日日雑記』も届いた。各雑記の始まりには、日付ではなくて「ある日」と書かれている。例えばこんな感じ。
ある日。
玉(うちの飼猫)は今朝八時までに、日光浴をし水を飲んで牛乳を飲んで「北海しぐれ(カニアシの名前)」を食べ、毛玉を吐いてゲロも吐いて、うんことおしっこをした。あっという間に、一日のうちにすることを全部してしまった。玉は十八歳、ヒトの年齢でいったら九十歳である。若い。えらい。すごいと思う。
読み始めの適当な「ある日」を選んだのだけど、もっと良い「ある日」もあるはず。ゆっくり読んで、また報告します。
夜、刺激が欲しくなり、部屋を真っ暗にして映画『呪怨』を観る。怖くはなかったけれど、とてもおもしろかった!ここ何年かで観た日本のホラー映画の中では、一番好きかも。「怖い」映像というか、人が何を怖がるかをとても良く分かっている監督だと思う。役者さんたちも良かったし、演出もとても良かった。いやはや、『呪怨2』がとても楽しみ。ちなみにこの映画の監督、1972年生まれだそうです。