
03年08月19日(火)
ひまひまだったので中島君に電話をしたところ、ちょうど都内にいるというので、久しぶりにお会いしてファミレスでだべだべりまして。
弟君がこの間の新潟旅行が楽しかったあまり、その後の生活が寂しくて、自宅でひとり「おもしろうてやがて悲しき鵜飼かな」などと句を詠んでいるという話(実話)を聞いていたら、ふと気がつくと午前二時。いつものようにバイクで適当な裏道を通って帰ったのですが、あちらこちらと適当に走っていたので道に迷ってしまい、嬉しくてそのまま進んで行ったら坂があって、登ると行き止まりでした。仕方がないのでUターンしようとしたのですが、ふと右手をみると、家の車庫に車が停っていて、その車の助手席に中学生ぐらいの女の子がひとりで座っているではありませんか。夜中の二時過ぎに。
うっわこっえーと思ったのですが、女の子も突然現れたぼくを見て狼狽している様子、どうやら幽霊ではなさそうです。目が合ってそらす幽霊なんて聞いたことありませんから。
こんな夜中に彼女が車の中で何をしているのか、興味津々だったのですが、真夜中にこんなところを徘徊しているぼくも相当に怪しいでしょうから、下手に声とかかけて逮捕されたら困るので、そのまま坂を下りたのですが、あれは一体なんだったのでしょう。
小学生の頃に、お母さんのお財布から三百円かすめたのがばれて、ぼっこぼこにぶっとばされて家から追い出され、仕方がないので一晩を車の中で過ごしたことがあります。今にしても思うと、小学生を一晩中外に放っておくって、我が親ながらひどいなと思いますけれど、まさかあの女の子も三百円盗んでお仕置きをされていたところだったのかしら。