
03年08月21日(木)
ちくま書房から出ている内田のひゃっけんさんの集成の続刊が決定したそうで。おめでとうございます。ということは、結構売れていたのかしら。このシリーズ、読みたい読みたいと思いながらも、結局『阿房列車』と『立腹帖
(途中まで)』しか読んでおりません。時間ができ次第、真っ先に読破したいとおもいつつ、今はどちらかといえば泉の鏡花さんの方に興味の先が向いておりまして、まあ長い人生、隠居後には死ぬほど時間が出来るでしょうから、読みたい本のリストは多ければ多いほどよいということで。
夜に『アメリカン・サイコ』を観ました。以前にも一度観ているはずなのですが、この映画、こんなに面白かったっけ?と思うぐらい面白くて、八十年代のだっさーと九十年代のだっさーは紙一重、などと思いながらも、阿呆なヤッピーって本当にどうしようもないなあと笑い飛ばせない自分も何処かにいるわけで、とりあえずブレット・イーストン・エリスの原作を読んでみたくなりました。この映画、サイコな殺人鬼を期待して観た人はがっかりするのではないかしら。