ポール・ヴァレリーさんが良いことをおっしゃっています。
ぼくらが三十歳だということを共に忘れましょう。それは人が金持ちでも有名でもないことに絶望する年齢であり、過去を認めず未来を侮辱することしかしない故に、まさしく不実な年齢です。
この言葉を今年三十路を迎える勉蔵君に捧げます。
主催の戌井昭人がこれまで発表してきた作品が単行本で出版されました。