
05年11月29日(火)
目を覚ますと、外の天気がとても良い。
フローリングの床が太陽の陽を浴びて、ぴかぴか光ってぽかぽかしています。
そういうわけで自転車に乗って、ふらふらと上野へ。途中、松を見るために皇居に寄りました。
先日、杉本博司展で松の水墨画のような写真を観たときに感じた奇妙な印象がなんだったのかを考えるために。
その後、上野で北斎展を鑑賞、あまりの人の多さに辟易、作品の面白さに感動。
全部観るのに四時間もかかりました。さすがにちょっと辛かったです。
個人的には、後半の技巧を凝らした作品群よりも、前半の線の細い浮絵の方に惹かれました。多少のひねくれ心も手伝って。
浮世絵はやはりかっこいい。
夜は、梨木香歩著『家守綺譚』を読書。
一番最初の章のタイトルが、「サルスベリ」。
なんとなくの、偶然。