
05年11月30日(水)
新しく引越してきた町は、今まで住んでいた町よりも静かで、雰囲気も良いので、公園に池がないこと以外はとても気に入っています。
特に嬉しいのは、猫の数がやたらと多いところ。
家のすぐそばの子育て地蔵には、夜になると二匹の猫が常駐しているし、マンションの玄関にもたいてい二三匹の猫がうろうろしています。
ちょいと散歩をすれば、あちらこちらで猫に出会います。
ほとんどの猫は簡単には近づいてきませんが、中には「チッチッ」と話しかけると、全速力でこちらに走って来て、すごい勢いでゴロゴロいいながら体をなすりつけてくる子もいます。
そんなに簡単に人を信用すると、皮をはがれて三味線にされてしまいますよ、と警告しても、やはりゴロゴロ。
せっかく猫と共棲が可能なマンションに引っ越したのですが、まわりにこれだけ猫がいるなら、無理して一緒に住まなくても良いかな。と思ったり。少しだけ。
夜、梨木香歩著『家守綺譚』の続きを読書。
ベッドに横になってこの本を読むと、夜の感じがとても良くなります。