
03年01月18日(土)
渡部さんも書いておりましたが、世の喫煙者の居場所はどんどんと狭くなっているようでして、甲子園球場なども禁煙となったそうで、たばこを吸わない人にとって、喫煙者はもはやうんこに等しい存在になりつつあるのでは、などと個人的に非常に危惧しております。
そんな折、こんな記事が。
この記事が真実だとして、これってすごくないですか。阿呆としか言いようがないというか、エロビデオのちんちんをモザイクで隠すのと同じくらい愚かな行為のように思えて仕方がありません。たばこを吸わない人の迷惑にならないように心がけては欲しいとは思いますが、アルバムのジャケットの写真を改変することによって、一体なにがどうなるというのか。ぼくの大好きな映画『SMOKE』なんか、そのうち存在すらしなくなってしまうのではないかしら。
極端はいけないよなあ、などと思っていたら今度はこんな記事が。
ううむ。なんじゃこりゃ。こちらにしても、ひとりでも傷つく人がいるのであれば、そのような行為は自粛するべきではあると思いますが、傷つき過ぎの様な気がしないでもありません。「ダルマの目入れのイベントは、目がなければ不完全だという差別意識につながる」などとおっしゃっておりますが、そのように考えた人が、天地開闢以来にひとりでもいたのかどうか疑わしいものです。完全に被害妄想じゃん。というのはやはり、視覚障害者ではないぼくの意見になってしまうのですけど。

ぼくはたばこは吸わないし、喫煙者を擁護するつもりはありませんが、吸う人を見るのはとても好きです。『ブラック・フォーク・ダウン』の中で、たばこを吸うアフリカ人が、たばこを吸わないアメリカ人に言っておりました。「退屈な人生を長生きしろ」と。