02年07月27日(土)
 さて、素敵な大人になることを夢見て、日夜精進を続けているぼくではありますが、素敵な大人になるためにはやはり『サライ』は必読でしょうということで、毎号かかさず購読しております。
 その中に「セイコーの『ブライツ』と共に文化人ゆかりの地を訪ねる」という、いまいち趣旨の良く分からない連載があるのですが、今回の号で取り上げているのが、池波正太郎ゆかりの料亭旅館でもあった「京亭」でございます。
鮎料理で名高い料亭で、池波正太郎も足繁く通ったらしく、値段はちょっと張るものの、館の雰囲気がとても素敵です。
甲賀忍者を主人公とする連載小説の構想を練るべく、この京亭を訪れた池波正太郎。鮎料理を存分に賞味し、さらに《縁側に寝そべっていると、時がたつのを忘れてしまった》ほどに、くつろぐことができたという。そのせいか、当初死ぬ予定だった甲賀忍者は、生き永らえることになったとか。
 などというほのぼのとしたエピソードも語り継がれております。

 これは行かねばなるまいと、さっそく食通の奥村君に電話をかけて話をしたところ、ぜひ行きたい、今すぐ行きたいとえらい張り切りようで、まあ落ち着きなさいと僕の方がなだめる始末、しまいには、おまえはいつもそうだ、口先だけだ、などと口汚く罵られました。
 そういうわけで近いうちに食事に行ってこようかと思っております。高いんだけどね。

鬼平です


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大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

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