
03年04月11日(金)
ふと思ったのですが、アメリカは、人々の命を犠牲にして体を張ったギャグをかましているんじゃないのかしら。芸人魂で。そう考えるとほら、フセイン像に星条旗かぶた時のブーイングも、すぐにイラクの国旗に取り換えられたのも、完全なぼけとつっこみだし。
最近『たかがバロウズ本』を出版された山形浩生さんによるこんな記事が。
短い記事なのですが、とても興味深いことがたくさん書かれています。独裁政権を倒して自由な民主国家を作るという能書きのもと、アメリカに爆弾を落とされたアフガニスタン。「復興と民主主義確立まで面倒を見る」と言っていたアメリカは、その後アフガニスタンに対してどのような支援を行っているのでしょう。
ニューヨーク・タイムズのクルーグマン連載によれば、アメリカ政府の04年予算案で、アフガニスタン復興予算はなんとゼロ。あとから議会の方があわてて3億ドルほど追加したほどだそうな。
ね、ギャグでしょう。
これを書いているのは17日なのですが、今、タイでは水掛け祭りで三百人を超す死者が出ているそうです。去年は五百人以上死んでいるので、まだまだ増えるでしょう。さすがタイ。こういうことを書くとまた怒られるかもしれませんが、ギャグみたいな戦争で死ぬぐらいなら、水掛け祭りで死にたいよ、ぼく。
なのでこんなサイトをみて癒されよう。

次の標的はどこになることやら。