
ここ数か月の連続した公演も終了し、ようやく鉄割の人たちも一段落落ち着いた感じです。みなさま、本当にお疲れ様でした。
ありがたいことに、最近の鉄割公演を観ていただけた各界の方々から、貴重なコメントをいただきました。トップページを観ていない方のために、ここで紹介しておきます。ちなみにトップページには、これまでにいただいたコメントのすべてを載せているので、ぜひご参考のほど。
■ キレのよさとキレのわるさのコントラストが絶妙だッ!! 魚喃キリコ(漫画家)
■ いや〜、やばいよ、死ぬほど笑って、神を見た。 畠山美由紀(シンガー)
■ おっと、どっこい。まだこういうの、生きとったんやなあ。ほんと。“バカ”をできる度胸と、“阿呆”をできるおおらかさ。いやあ、センスがないと不愉快だけの世界。こいつら、そんなギリギリの綱渡りを真底楽しんでやがる 松井良彦(映画監督)
身に染みるお言葉の数々、有難山のとんびからすでございます。
みなさま、是非とも一度鉄割の公演をごらんなさい。キレのよさとキレのわるさのコントラストの絶妙と、センスがないと不愉快だけの世界に、死ぬほど笑って神を見ること間違いなしです。本当に、是非とも一度。一度と言わず二度三度。

眼を覚ますと、ラジオからBill Withersのlovely dayが流れている。朝にlovely dayを聴くと、その日は良いことが起こるというジンクスがぼくにはあるので、嬉しい気持になる。
久しぶりに書店を徘徊。『アメリカ新進作家傑作選2003』を購入。収録されている作家のほとんどが知らない名前だけれど、編者はジョイス・キャロル・オーツだし、なによりもアメリカ文学の短篇のアンソロジーは、大抵の場合(ぼくにとって)外れが少ない。新人の作家の短篇集は、微妙なものが少なくないことも確かだけれど、その微妙な感じも面白い。
『孤独のグルメ』の感動をもう一度味わいたく、谷口ジロー著『犬を飼う
』を購入。十四年間を一緒に暮らしてきた愛犬の、最期の八ヶ月を描いた漫画。帰りにカフェに立ち寄って読んだら、涙が止まらなくて困った。
夜、横臥して今日購入した『アメリカ新進作家・・・』の最初の数篇を読む。作者はほとんどがぼくと同世代なのだと思うけれど、どれも悪くない。オーツの序文を読んでいたら、彼女の短篇が読みたくなってきた。来週にでも図書館に行って、彼女の短篇集をあさろうかな、と思う。

一昨年、去年に引き続き今年もまた、仕事場のビルの屋上に鴨の親子がやってきました。やってきたというか、子供たちはそこで生まれたわけなのですが。
そんなわけで、太陽の光を遮るものがほとんどないようなビルの屋上で、彼ら彼女らの行く末を心配する日々が始まりました。今のところ、全部で十二羽。ただし、その親鴨とはまた別の鴨も卵が暖めている気配があるので、下手するとさらに十数羽ばかり増える可能性があります。無事に育って無事に巣立ってくれることを、祈るばかり。そして来年こそは戻って来ないで、もっと子鴨たちの教育に良い場所で卵を産んでくれるように、心より願います。