03年05月15日(木)
 おそるおそる目を覚ましてみたら、身体のだるさがなくなっていた。あーよかった、風邪をこじらせずに済んだらしい。

 夜、雨のなかバイクを走らせて千歳船橋の稽古場へ。雨が冷たい。また風邪を引いてしまいそう。稽古場に着くと、さすがに本番が近いせいか、鉄割どもが本番のテンションで稽古に励んでいる。嘘ですごめんなさい。演出家さんはさすがに頑張っておりましたが、役者さんたちはといえば、まるで光のどけき春の日の暖かい午後の湖畔にいるかのように微睡んでおります。負けじとぼくも微睡みました。けれども役者さんたち、実は見えないところで頑張っているようですよ。だってセリフを覚えていたし。

 ところで、このサイトは鉄割が始まった翌年の98年ぐらいからやっているので、今年で五年経ったことになります。最初の二、三年ぐらいは半年に一度はデザインをリニューアルしていたのですが、気がついたら去年の二月からデザインを変更していません。そろそろ新しいデザインにしたいなあと思いながら、『Web Design Index』などを眺めているのですが、五年も経つとさすがにコンテンツも増えているしシステムも複雑化しているので、なかなか大変なことになりそうです。でもやっぱりリニューアルしたいなあ。

 上で挙げた『Web Design Index』という書籍は、余計なゴタクは一切なく、デザインの優れた1000以上のWebサイトがずらーと並べてあります。ぼくはこのシリーズの2と3を持っているのですが、ぼくはこういう余計なゴタクのない本が大好きです。いろいろとぱくれるし、じゃなくて参考になるし。

 次はどんなんしようかしら。
03年05月14日(水)
 懐かしの人から電話がきた。用件は特にないが、ふと思い出したのでかけてみた、とのこと。不思議なもので、一年会わないと話すことが山ほどあるのに、五年会わないと話すことがまったくない。ひさしぶりーちょーひさしぶりーまじひさしぶりーやっぱひさしぶりーほんとひさしぶりーなどと連呼して会話のない気まずさをごまかす。でも、とても嬉しかったです。近いうちに本当にお酒を飲みに行きましょう。

 稽古をお休みして、図書館へ。十冊ほど借りる。中でも早く読みたいのが『アメリカの若者たち』。坪内祐三氏の『新書百冊』の中で紹介していた本で、南北戦争からビートジェネレーションぐらいまでの近現代アメリカ文学史。発行が1961年になっていて、定価100円。よれよれなので、すぐに破れてしまいそうで読むのに緊張する。他、ドナルド・バーセルミシティ・ライフ』やアイリス・マードックの随筆集、小島信夫『うるわしき日々』、由良君美『メタフィクションと脱構築』などなどを借りる。今年の山登りに向けて読もうと、今西錦司氏の『山岳省察』も借りた。が、ちょっと読んだだけで、登山のレベルがじぇんじぇん違うことが判明。でもまあ、拝読させていただいて、少しでも近づけるように頑張ります。

 帰りに、久しぶりに中国のお茶屋さんで南岩鉄観音を購入。最近、またコーヒーばかり飲んでいるので、家ではできるだけ中国茶を飲むようにしようと思う。

 帰宅後、マラソンをしようと思っていたら、寒気。やばい、風邪をひいたかも。急いでリンゴを食べて風邪薬を飲む。布団に入っておとなしく借りてきた本を読んでいたら、なんとなく直ったような気がしたが、とりあえず今日は汗をかかないほうが良いだろうからマラソンは中止。風呂場で髪の毛を切る。失敗。裸でいたら悪寒が。体調絶不調。おえー
03年05月13日(火)
 『三国志を行く 諸葛孔明篇』を読んでいたらやっぱり中国に行きたくなってきた。もちろん行くとしても例の病気が落ち着いてからということになるけれど、とりあえず地球の歩き方を買ってきて、いろいろと調べてみたところ、他のアジアの国と比べると旅費がかかりそうだ。四川省や雲南省に行きたいのだけれど、1元が16円として、宿が激安で100元、だいたい200元ぐらいするので、3000円ぐらいかかってしまう。うげー。しかも馬鹿みたいに大陸広いし。交通費もかかりそうだなあ。できれば一日2000円ぐらいで済ませたいのだけれど、中国なめてますか?誰か中国に行った事のある人いないかしら。お話を聞かせて欲しい。

 本屋さんを徘徊していたら欲しい本が二冊あった。一冊は、ジョン・バースの翻訳『ストーリーを続けよう』。とても読みたいのだけど、高い。2900円。古本屋さんに並ぶのを待ちましょう。もう一冊は大江健三郎の往復書簡『暴力に逆らって書く』。往復書簡の相手は、バルガス=リョサやソンタグ、チョムスキー、サイードなど。とてもじゃないけど立ち読みできるような内容ではないので、近いうちに買うと思うけど、とりあえず保留。かわりに古本屋さんで『黒人として女として作家として』を購入。アメリカという社会において、黒人であり女性であるというふたつの障壁をもつ彼女たちのインタビュー集。ぼくも含めて、日本でトニ・モリスンとアリス・ウォーカー以外の黒人女性作家の作品を読んだことがある人って、あまりいないのではないかしら。その足掛りとして、このインタビュー集を読んでみようと思います。

 最近、勉蔵君のページにGoogleのRobotが頻繁にクロールにきて、しかも二日後にはインデックスに反映されている。これがいわゆるフレッシュクロールというものなのだろうか?勉像君のページをYahooのカテゴリに登録したから?なのかな。

 夜、稽古。本番まで一週間を切りました。稽古後、お酒を飲みに。いくら痩せようと思っても、毎晩のようにお酒を飲んで腹いっぱい食べていたら、痩せるはずもございません。

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大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

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