02年10月21日(月)

■全米一の「幽霊の街」 霊きゅう車のツアーも
■America chooses its 'most haunted city'; Savannah wins ghoulish gold

 このような心霊スポットというものがぼくは大好きで、ツアーとかになってしまうとちょっぴり興ざめですが、明らかに嘘臭い伝説とかが伝わっている場所とかに行くと、わくわくぞくぞくしてしまいます。うそくせーと心で思いつつも。
 こんなサイトなんかを拝見すると、近所にも随分と神霊スポットがあるのだななどと感心してしまいます。ぼくが普段真夜中とかにジョギングをしている石神井公園なんかも心霊スポットになっております。そういわれてみると、池に女の人が浮かんでいたような気がしてきました。京極堂であれば、「幽霊が出るから心霊スポットになるわけではない。人がそこを心霊スポットと呼ぶから幽霊がでるのだ。」などと言うかしら。

こえー

 ところで、上記の記事内の「米超心理学研究所」が非常に気になります。ようするに、科学では説明のつかない現象を心理学的に解明しましょ、という非営利団体らしく、きちんとした研究機関のようですが、「超心理学」という言葉、初めて聞きました。超がつくとバカっぽくないですか?

02年10月20日(日)

 そんで公演本番でございます。昼の回は14時開演なのですが、自宅で気がつくと13時でございました。即効で着替えてお気に入りのバイクにまたがり、黒塗りベンツもパトカーもなんのその、中指立てて信号無視をぶちかまし、13時45分にDoorsに到着。息急き切って楽屋に駆け込み、どうにか間に合いました。

 今までは、舞台上であろうとおかしいときには普通に笑うことにしていたのですが、今回はセリフのやり取りがある演目がさほどないので、おかしいことがあっても、ちょいと耐えてみましょうかと思っておりました。しかし、ブースから聞こえてきた操さんの「ビリー・ジョエル」の一言には耐えることができず、やはり笑ってしまいました。

 今回の公演では、稽古の段階から毎日のように酒を飲み続け、日々へべれけになっておりました。ライブのあとのパーティーでも差し入れで頂いたシャンパンをラッパ飲み致しまして、ほとんど記憶がありましぇーん。微かに、内倉君と中島君の喧嘩の仲裁をした記憶があるのですが、そこらへんも定かではございません。あと、誰かに呆れ目で見つめられた記憶がございます。あの目は恐かった。

 翌日、家で目を覚ますと、びりびりになった一万円札が財布の中に入っていたり、ゲロを吐いたのでございましょうか、ズボンに不思議な汚れが付着していたり、見知らぬタクシーの領収書のチケットを握りしめていたり、髪の毛が天然七三分になっていたり。

きむらさん

 セリフ下さい。

02年10月19日(土)

■「本離れ」の実情を探る

 三ヶ月で約三冊というのが読書の量として多いのか少ないのかは分かりませんけど、このレポートを見る限りでは、人々の読書離れはそれほど急激に進行しているわけではなさそうです。むしろ増えているし。人々の、とりわけ若者の本離れが懸念されている昨今ではありますが、このレポートを見る限り、 それほどでもないみたいですね。

 今季号の『本とコンピュータ』の雑誌内雑誌『書物再定義』でも、「人はなぜ、本を読まなくなったのか?」という特集を行っています。その中で粉川哲男氏、関川夏央氏、加藤典洋氏による『新しい読書の習慣はうまれるか?』という座談会が収録されているのですが、お約束通りに最近の学生が如何に本を読まなくなったかの説明から始まり、それではどうして若者は本を読まなくなったのか、そして本に変わる情報媒体があるとしたら、それは一体なんなのかを座談しています。関川夏央氏は、授業で学生のほとんどが石川啄木の歌を知らないことに言及して、以下のように述べています。

歌を知らないから、まず「東海の小島の磯の白砂に」を教えなくければならない。これは衝撃だったな。べつにかれらがバカになっているわけじゃなく、知識とか愛着の対象が、私たちとはぜんぜん違うということに、おそまきながら気づいたわけです。

 人が本を読まなくなったことを危惧するする人は大勢いますが、上記のサイトを観るかぎり本離れはそれほどでもなさそうだし、たとえ本離れしたとしても、それは関川さんが言うように、人々が本に替わって別の何かに情報の媒介物を発見したからなのでしょう。時代を顧みずに「最近の若者は本を読まない」と嘆いているご老体たちにはそんなことはわからないでしょうけど。

どくしょ!

 ちなみに鉄割の中では、読書をする人はすげー本を読みますが、しない人は人生で読んだ本が二冊とか、それぐらいの隔たりがございます。


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大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

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