02年04月29日(月)
Palmというものを購入しました。

正直なところ、電子手帳に関しては、今まで何度も購入しては挫折して、ということを繰り返しているので、今回もかなり躊躇しました。安い物でもないし。
でも、周りで皆が持っているのを見ていたら、欲しくなってしまいました。

さて、ぼくがPDAでやりたいことは
・辞書。広辞苑とか英和英英辞典とか、日本大百科とか、EPWING形式の辞書をいくつか持っているので、それを活用したい。今も電子辞書を使ってるけど、辞書の追加はできないし、検索機能もいまいちなので。
・スケジュール管理。今のところ、毎月手書きのカレンダーを使ってスケジュール帳に使っているいるのですが、それはあまりにも悲しいので、かっこよくPDAで管理したい。人前でわざとスケジュールを確認したい。
・データベース。欲しい本のリストとか、今はノートの一番後ろにまとめているのですが、ノートがでかいしいろいろはさまってるしで、本屋で出すと非常にかさばる。PDAならスマート。

こんな感じです。
他に何ができるのかしら。

palmでEPWING形式の辞書を使うには
Palmで電子ブック・EPWINGを使おう!
こんなページがありました。
このページを参考に、Buckingham EB Playerを使います。
電子ブック漢字インデクサを使えば、漢字による表記検索もできるみたい。
予定表にはこことかここを参考に、Datebk3をインストール。
でもこれ、シェアウェアなので、後で削除するかも。
あと、長文の文章を読むのに、J-DOC reader
早速青空文庫から幸田露伴の作品をいくつかダウンロード。

アウトラインプロセッサはTreeを使用。本当はこちらがほしいけど、高すぎます。
辞書の次に重要と思われるデータベース管理アプリは、JFileが定番らしいですが、シェアウェアで高いのでPicoをインストールしました。けど、このアプリは新規データベースの作成ができないの。
ブックリストには、Librarianを使用する。
さらに、TimeTableという個人的にとても便利なソフトも。
Daアプリを使うために、DA Launcherを使用。SDカード上でアプリを起動するためには、
PowerRUNが必要らしい。ランチャーアプリも欲しいので、探したところ、
Launcher IIIが、なかなかよさそう。でもシェア・ウェア。
それから、ぼくは東京の路線というものを全く把握していないので、鉄道経路検索ソフトのTRAINと、DA TRAIN ViewerJR東京近郊路線図東京地下鉄マップをインストール。
さらに時刻表をリアルタイムで表示してくれるDA TrainTimeもインストール。
駅前倶楽部等の時刻表データを、tbl形式に変換してくれるアプリTrainConv ExplorerはWindowsにインストール。時刻表のデータファイルはこちらから。
HotSyncでパソコンの時計と同期をとるアプリまである。
それから、アラーム時計BigClockもインストール。

あらあら、あっという間にメモリーがいっぱいよ。

環境は何となく整ったものの、予定表の入れ方すら良く分からない。
手書きをしても全然認識してくれない。
っていうかもう飽きた気がする。
02年04月28日(日)
先日、お友達の家で和やかにお酒を飲みながら豆乳鍋をつつき、楽しく歓談したのですが、その時につげ義春の漫画で何が一番好きか、という話になりました。
ぼくが一番好きなのは、間違いなく「別離」なのですが、その時に一番人気があったのは「必殺するめ固め」でした。
つげ義春の漫画をおおまかに分類すると、私小説的、幻想的、馬鹿的、の三種類に分けられると思うのですが、「必殺するめ固め」は、題名からも察せられるように馬鹿的な作品でして、もともとはつげ義春が見た夢が元ネタになっています。

その時に、弟のつげ忠男のことも話題に出たのですが、ぼくはちゃんと読んだことがないので、先ほど忠男さんのホームページを見ていたのですが、そこに「必殺するめ固め」が映画化するというようなことが書かれていました。

映画化。ううむ。微妙。

それはまあ良いとして、幻燈webこのページによると、つげ義春はまだ漫画をやめてはいないようです。
しかし、「自分の人生の目的は漫画を書くことではなくて、乞食になることのように思えてなりません。乞食こそ完全な生き方のように思えます。」などとも書いているので、ちょっと怪しい。
02年04月27日(土)
どうも最近やたらとグリズリーと縁がありまして、頭からグリズリーのことが離れることが殆ど無いのですが、先日起き抜けにふとテレビに目をやると、いつの間にか電源が入っていて、グリズリー特集がやっていました。
いんちき臭い外人の案内で、グリズリーの生息地帯やグリズリーの生態を紹介してくれる海外の番組だったのですが、これがなかなか面白くて。
日本では、熊と出会ったら死んだ振りをせよ、などと言われておりますが、その番組では、グリズリーと出会った場合、とにかくこちらが人間であることを示すために、大きく手を振って「ベアー!私よ!ベアー!私よ!」と呼びかけなさいと言っていました。
グリズリーは基本的に臆病なので、大抵の場合はそれで逃げていってしまうそうです。
ただし、そのグリズリーが母親で、子供のグリズリーが近くにいた場合はかなり気が荒くなっているので、ぶっ飛ばされるかもしれないと言っておりました。
そして、ぶっ飛ばされて命からがら逃げてきた人たちがたくさんインタビューを受けていて、みんな顔が半分吹っ飛ばされたりしているのに、「いやああの時は参ったよ、ハッハッハッ」「いやあ、気付いたら目玉が飛び出ていてさ、ハッハッハッ」「いやあ、目の前でパートナーがずたずたにされていてさ、ハッハッハッ」などと陽気に話していました。

しかし、僕の大好きなエッセイスト兼最近では小説家として有名なリック・バスの「心に野生を」の中のエッセイ「グリズリー・カウボーイズ」に、こんな一節があります。

(グリズリーが)きみを見かけても、君が横たわっているか、身動きひとつせずに立っていれば、立ち去るだろう。あるい攻撃の素振りを見せるかもしれない。あるいは戻っていかずに追ってきて、咀嚼するように口をもぐもぐさせたり、地面を打ったりするかもしれない。じっと静かにして、しゃがみ込んで生殖器を守り片手を首の後ろに回す。そうすれば逃げおおせる者もいるし、そうでないものもいる。

ぼくは、死に際して見苦しい真似だけはするまいと思いながら日々生きておりますが、何かに食われて死ぬのだけは嫌(だって死んでからうんこになるんですよ)なので、グリズリーと出会った時にどうすれば助かるのかを心の底から知りたいと思っているのですが、ちんちんを押さえて死んだ真似をするのが有効なのか、大声でグリズリーに話しかけるべきなのか、一体どうすれば良いのだろう。
ちんちんを押さえて食われても、大声で話しかけて食われても、どちらにしても格好悪いじゃん。

そんなことを考えながら、春も終わりの石神井公園を散歩して、空を見上げりゃ五月晴れ。

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大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

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