職場の方に、新しい自転車をいただいてしまいました。まさかこんなにすぐにロードバイクに乗ることができるなんて!少しのってみただけでも、自転車の軽さのせいか、めちゃくちゃ乗りやすい。これまで乗ってきたランナバウトは街乗り用に、これからはロードバイクで都内を奔走したいと思います。あー、本当に嬉しい!
夜、内倉宅で2004年ツール・ド・フランス観賞会をしました。まさかこのぼくがスポーツ観戦をする日がくるなんて。ある意味、記念日です。
その後、ピストきちがいと内倉くんとウエンズデイ・ナイトライドへ。ピストきちがいは本当のきちがいなので、ぼくがギアを変えると「てめえギア変えてんじゃねえ、ギアに甘えてんじゃねえ」と怒鳴ってぼくのバイクをがんがんに蹴り飛ばしてきます。そろそろ秋ですね、夜に走ると風がとても涼やかで気持ちいい。
甥と一緒に映画観賞。甥の希望で、『NARUTO〈ナルト〉/大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!』を観に行きました。この種のアニメ映画を観るのは非常に久しぶりで、今も昔も物語の雛型は変わっていないのだなあと感心。
ところでぼくは、甥と接するときは常にポール・オースターの『ムーンパレス
』に登場するビクター伯父さんを意識しています。できれば一緒にいろんな国を発明するゲームをしたり、映画を観に行くのであれば本当は『八十日間世界一周
』などを観に行きたいと思ってるのですが、しかしそうなると、甥が二十歳ぐらいになったときに、クラリネットを組みたて途中に椅子に座ったまま死なくてはなりません。それはちょっといやだ。死なない程度に、ビクター伯父さんを見習っていきたい思います。
しかし『ムーン・パレス』って、本当に良い小説だよなあ。今まで読んできた小説の中で、まちがいなくベスト10に入るぐらい大好きです。
僕は長いあいた浜辺に立って、日の光の最後の一かけらが消え去るのを待った。背後では町がいつもの生活を続け、二十世紀後半のアメリカの、聞き慣れたいろんな音をたてていた。沿岸の曲線を見下ろすと、家々の明りが一つまた一つと灯るのが見えた。やがて、丘の向こうから月が上がった。満月の、焼け石のように丸く黄色い月だった。夜空に上がって良く月に僕はじっと視線を注ぎ、それが闇のなかにみずからの場を見出すまで目を離さなかった。ポール・オースター『ムーン・パレス』
自転車のサイトを検索していたら、こんなページを発見しました。MacintoshがあやうくBicycleという名前に変わりかけたと言うお話。Macintoshの開発リーダだったアンディ・ハーツフェルドさんが書いています。
アンディさんたち開発チームが「Bicycle」というコードネームを完全シカトしてくれたおかげで、Macintoshという名前が残ったのですね。スティーブ・ジョブズの「bicycles for the mind」論は有名ですが、まさか名前まで「自転車」にしようとしているとは思いませんでした。あぶないあぶない。
数年前に,僕はScientific Americanという雑誌だったと思いますが,人間も含めた地上のさまざまな動物の種の運動の効率の関する研究を読みました。その研究は,A地点からB 地点へ最小限のエネルギーを用いて移動するときに,どの種がいちばん効率がよいか結論を出したのです。結果はコンドルが最高だった。人間は下から数えて3 分の1の所にいて,あまり印象に残っていません。
しかし,人間が自転車を利用した場合をある人が考察しました。その結果,人間はコンドルの倍の効率を見せました。つまり,自転車を発明した時,人間は本来持っている歩くという肉体的な機能を拡大する道具を作り出したと言えるのです。
それゆえ,僕はパーソナルコンピュータと自転車とを比較したいのです。なぜなら,それは人間がうまれながらに持つ精神的なもの,つまり知性の一部を拡大する道具だからです。個人のレベルでの生産性を高めるための特別な関係が,人間とコンピューターとのかかわりの中で生まれるのです。
ちなみに、その昔のマックには、自転車で持ち運びができるように、専用のリュックサックが用意されていたそうです。実際に運んでいた人はいたのかしら。





