
デジカメを購入して以来、なにかにつけてばしゃばしゃと写真を撮っているのですが、写真管理ソフトを持っていないぼくは、撮った写真をろくに見返しもせずに、ハードディスクに保存して容量を食いつぶしているだけという状態になっております。
しかし、それでは折角撮った写真がもったいないと、Yahooフォトなんかを利用しようと思い、今まで撮った写真を整理してみたのですが、軽く300M以上あり、30MしかアップできないYahooフォトではアップしきれませんでした。鉄割のサーバにアップすれば良いのでしょうが、いちいちサムネイル作ったり、htmlにしたりするのも面倒です。
と思っていたところ、こんなアプリケーションが。
このアプリケーションは、写真が収められているディレクトリを指定さえすれば、画像のサムネイルからHTMLのアルバムまで自動的に作ってくれるという便利君です。とはいっても、その程度の機能であればそこらへんのフリーウェアでも実装されているでしょう。このアプリケーションの素晴らしいところは、アプリケーション自体がJavaで作られていて、APIが公開されているところで、これを利用すれば、例えば鉄割のサイトでもYahooフォト並みのアルバムを作ることができます。FTPを使えば、写真を一気にアップできるし。
で、ためしにちょっとやってみたのですが
アルバムはhtmlで吐き出されるため、スタイルシートとしてのスキンさえ自分で用意すれば、好きなアルバムをデザインすることもできるし、いくつかのテンプレートも用意されています。うーん、すばらしい。
先に書いた通り、アプリケーション自体がJavaで書かれているので、Javaさえインストールしてあれば、WindowsでもMacでもふつーにGUIを持つアプリケーションとして使用することができるのよ。すごいでしょう。フリーウェアだし。
写真には、鉄割のメンバー以外のお友達なんかも写ってしまっているのですが、まあ、もう他人じゃないし、ほとんどマブダチなのでアップしちゃいます。事後承諾ということで。
ある裕福な友人が、「これで何か面白いことをして笑わせてくれ」と言って四万円くれました。
しかしぼくはコメディアンでもなければ芸人でもありません。一体どうやって面白いことをすればよいのか、彼を笑わせれば良いのか、さっぱり何も思い浮かびません。思いあぐねた挙げ句、その金をもって本州の最北端へ旅行へ行ってしまいました。
それはとても素敵な旅行で、自分自身を見直すとても良いきっかけになったのですが、彼を笑わせるにはあまりにもイベントに乏しく、「一人、海に佇みまして」とか、「夜分に辺鄙な村を徘徊しまして」とか、「旅籠に泊まってつげの気分になりまして」などと言っても彼は笑ってくれないと思います。それで、帰ってきた後もどのように報告したものか、迷っている次第であります。
それでも、旅行に行く前と行った後では、僕自身の気持ちの持ち方、人生への向き合い方なども多分に変化をした次第でありまして、それをもって彼へのお土産とさせていただきたいと思います。御了承下さい。近いうちに酒でも持って挨拶に伺います。
とりあえず、リスペクト石川さゆりで。
東京都写真美術館へ『空海と遍路文化展』を観に行ってきました。
展覧会の最終日というものは地獄のごとく込み合うものだということは身にしみて分かっていたはずなのですが、今回もやっぱり最終日に来てしまいました。あー、やっぱりすげー混んでるし。しかも、ぼくはこの後に予定なんかを入れてしまっている為体で、ほとんどダッシュで観なくてはいけません。何という愚かなぼく。
写真美術展ということで勝手に四国遍路の写真展を想像していたぼくは、展覧会場に入って度肝抜かれました。あちらこちらに仏像やマンダラがいっぱい。おばさんたちみんな拝んでるし。なんだよー、仏像あるなら最初から言えよー、などとひとりごちつつ、それでも、観るべき所はちゃんと観逃さず、個人的には十楽寺の観音・勢至菩薩立像や、甲山寺の不動明王像、十三仏来迎図などがとても良かったです。この右の像が勢至菩薩立像なのですが、かわいすぎる。立江寺の地獄・極楽図なども、色彩が微妙すぎてはまりました。この極楽図、ぜってー夢にでますよ。
やっぱり、死ぬまでに一度はお遍路さんをやっってみたいな。逆遍路でもいいから巡りたい。
会場には、藤原新也の『四国遍土』なんかも展覧してあって、おばさんたちがへーとかほーとか言いながら眺めておりました。ぼくはやっぱり好きになれないのです。嫌いではないのですが。
以前より、聖徳太子がお札になって、弘法大師がお札になっていないのはいかがなものかと思っております。絶対に弘法大師の方が日本にとって重要な人物でしょう。やっぱ即神仏は駄目なのかしら。すごい人なんですけどねえ、空海さん。