
02年04月14日(日)
続き。
「アホダラ帝国」の巻末に、アッカーのインタビューが載っていまして、その中で、バロウズをインタビューした時のことが書いてあります。
彼女はバロウズの大ファンで、会うのはとても楽しみだったのですが、一般に言われているバロウズの風評がとてもすさまじいものだったので緊張をしていたらしいのです。
が、実際に会ってみるととても気の良いおじさんで、インタビューは和やかな雰囲気で進んだのですが、なにを質問をしても全然関係のない答えが返ってきたり、怒らせようと思って変な質問をしても全然怒らないのに、アッカーがサバクギツネの餌を知らなかったときと、レムール(メガネザル)の事を知らなかったときには、激怒して大声で怒鳴りだしたとのことです。
バロウズって、年取ってからは、動物が大好きだったんですって。
それだけがちょっと困ったって。
「アホダラ帝国」の巻末に、アッカーのインタビューが載っていまして、その中で、バロウズをインタビューした時のことが書いてあります。
彼女はバロウズの大ファンで、会うのはとても楽しみだったのですが、一般に言われているバロウズの風評がとてもすさまじいものだったので緊張をしていたらしいのです。
が、実際に会ってみるととても気の良いおじさんで、インタビューは和やかな雰囲気で進んだのですが、なにを質問をしても全然関係のない答えが返ってきたり、怒らせようと思って変な質問をしても全然怒らないのに、アッカーがサバクギツネの餌を知らなかったときと、レムール(メガネザル)の事を知らなかったときには、激怒して大声で怒鳴りだしたとのことです。
バロウズって、年取ってからは、動物が大好きだったんですって。
それだけがちょっと困ったって。
02年04月13日(土)
古本屋でキャシー・アッカーの「アホダラ帝国」を発見、速攻で購入。この本の初版本は、古本屋では普通2000円から3000円ぐらいで売っているものなのですが、800円で買えました。
このキャシー・アッカーと言う人、今ではちょっぴりださい分類に入ってしまっているかもしれない女流作家さんなのですが、僕は結構好きなのです。
ほら、80年代にいたじゃないですか、シンディー・ローパーとか、マドンナとか、ローリー・アンダーソンとか、あんな感じで登場した、スキンヘッドに入れ墨のパンク姉ちゃんで、作品はアバンギャルドというのでしょうか、今となっては懐かしいタイプの作品です。ポストバロウズの女性旗手ですね。
「アホダラ帝国」は、アブホールというサイボーグ黒人女と、シーヴァイというぽん引きの海賊が、交互に語り手になって世界を探求する過程を語る愛の物語?という形式をとっています。まあ物語というにはプロットが混然としているし、実験小説に近い(というと怒られるかもしれないけど)のですが、とにかくあの時代特有の臭いがぷんぷんとします。
「アホダラ帝国」はサド、フロイト、ウィリアム・ギブソンなどの文体をパロディというか剽窃しているらしいのですが、そんなことはさっぱり分かりませんでした。っていうか、書いた本人も誰を使ったか、何処に使ったかを忘れているみたいです。
以下引用
----------------------
自由とはまさにマンコ。
チェ・ゲバラは自由がマンコなのを見て彼女をベッドに連れてった。そのベッドは時のベッド。あるいは苦痛の水を与えられたバラの咲く花壇(フラワーベッド)。夜明け間近になって二人は眠りに落ちた。
自由はチェのことをどう思ったのか?女がどう思うかなんて誰か知ってるの?女って、思えるの?いいや。かれが夢から目覚めると、彼女はぶっちらばってた。
以来、チェは夢の中にしか安住できなかった。ニューヨークでデトロイトでLAでニューキャッスルでマルセイユでベイルートで。巣。人々が自らの欲望で発狂しているところ。発夢しているところ...
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このパンクおねえさんは、1997年に癌で死去しています。最後の作品は「Pussy,King of the Pirates(海賊王まんこ)」。
このキャシー・アッカーと言う人、今ではちょっぴりださい分類に入ってしまっているかもしれない女流作家さんなのですが、僕は結構好きなのです。
ほら、80年代にいたじゃないですか、シンディー・ローパーとか、マドンナとか、ローリー・アンダーソンとか、あんな感じで登場した、スキンヘッドに入れ墨のパンク姉ちゃんで、作品はアバンギャルドというのでしょうか、今となっては懐かしいタイプの作品です。ポストバロウズの女性旗手ですね。
「アホダラ帝国」は、アブホールというサイボーグ黒人女と、シーヴァイというぽん引きの海賊が、交互に語り手になって世界を探求する過程を語る愛の物語?という形式をとっています。まあ物語というにはプロットが混然としているし、実験小説に近い(というと怒られるかもしれないけど)のですが、とにかくあの時代特有の臭いがぷんぷんとします。
「アホダラ帝国」はサド、フロイト、ウィリアム・ギブソンなどの文体をパロディというか剽窃しているらしいのですが、そんなことはさっぱり分かりませんでした。っていうか、書いた本人も誰を使ったか、何処に使ったかを忘れているみたいです。
以下引用
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自由とはまさにマンコ。
チェ・ゲバラは自由がマンコなのを見て彼女をベッドに連れてった。そのベッドは時のベッド。あるいは苦痛の水を与えられたバラの咲く花壇(フラワーベッド)。夜明け間近になって二人は眠りに落ちた。
自由はチェのことをどう思ったのか?女がどう思うかなんて誰か知ってるの?女って、思えるの?いいや。かれが夢から目覚めると、彼女はぶっちらばってた。
以来、チェは夢の中にしか安住できなかった。ニューヨークでデトロイトでLAでニューキャッスルでマルセイユでベイルートで。巣。人々が自らの欲望で発狂しているところ。発夢しているところ...
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このパンクおねえさんは、1997年に癌で死去しています。最後の作品は「Pussy,King of the Pirates(海賊王まんこ)」。
02年04月12日(金)
僕はコーヒーが大好きなのですが、最近胃の調子があまり良くないので、健康によさそうな中国茶を飲むことしました。
で、「中国茶の辞典」などを読んで勉強して、吉祥寺にある出来たばかりの中国茶屋さんに行って相談をしたところ、初めてであれば青茶である鉄観音茶、烏龍茶が良いのではないかと助言を頂いたので、それに従い茶壺と湯飲、茶葉を購入しました。白茶も購入しようと思ったのですが、茶壺というものは使用するにつれてお茶の匂いがしみ込んでくるものなので、出来ればひとつの茶壺ではひとつの茶葉を使用するように言われました。
そんで家に帰ってきて、お店で聞いた通り、お湯を注いで一杯目をそのまま捨てたり、茶壺の上からお湯をどばどばかけたりして、なんとなく楽しい気分でお茶を淹れてみたのですが、これが激烈うまい。びっくりするぐらいおいしくて、びっくりしました。本当ですよ、本当においしかったのですよ。
もっとおいしいお茶を淹れられるように、勉強をしよう。
そして我が家でお茶パーティーを開こう。
こんなページを眺めたり。
http://www.asahi-net.or.jp/~RU4K-HRT/main.html
で、「中国茶の辞典」などを読んで勉強して、吉祥寺にある出来たばかりの中国茶屋さんに行って相談をしたところ、初めてであれば青茶である鉄観音茶、烏龍茶が良いのではないかと助言を頂いたので、それに従い茶壺と湯飲、茶葉を購入しました。白茶も購入しようと思ったのですが、茶壺というものは使用するにつれてお茶の匂いがしみ込んでくるものなので、出来ればひとつの茶壺ではひとつの茶葉を使用するように言われました。
そんで家に帰ってきて、お店で聞いた通り、お湯を注いで一杯目をそのまま捨てたり、茶壺の上からお湯をどばどばかけたりして、なんとなく楽しい気分でお茶を淹れてみたのですが、これが激烈うまい。びっくりするぐらいおいしくて、びっくりしました。本当ですよ、本当においしかったのですよ。
もっとおいしいお茶を淹れられるように、勉強をしよう。
そして我が家でお茶パーティーを開こう。
こんなページを眺めたり。
http://www.asahi-net.or.jp/~RU4K-HRT/main.html